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俺の名前は相沢紘(アイザワヒロ)高校1年生訳あって今は一人暮らしをしている。
紘「そろそろ行くか……」
鞄を片手に家を出る、学園までゆっくり空を見上げながら歩く。
紘「今日は雲一つ無いな…」
まだ春だけど、今日は少し暑いぐらいだ。
???「よっ!おはよう!」
紘と同じ制服を着た金髪の男子生徒が笑いながら片手を挙げる。
紘「謎のキモイ男が話し掛けてきた……」
紘はつまらなそうな目でそちらを見るとため息を吐く。
???「声に出してるのはわざとか……」
紘「勿論そのつもりだ……」
コイツは磯貝武(イソガイタケシ)俺の小学校からの悪友だ。
磯貝「まあいいや!
それより、このままのペースで行くと遅刻するぞ!」
磯貝が携帯の画面の時計を見ながら言う。
紘「……へぇ~……何時もの事だろ…
お前そんなこと気にしてたのか?」
紘はのんびりと歩き出す。
磯貝「そんな訳無いだろ」
そう言うと磯貝は紘に続いて歩き出す。
俺達は不良だ、学校に遅刻したり、学校をサボったり、先輩と殴り合いの喧嘩をしたりするのは、日常茶飯事くだらないことばかりしている。
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