バレンタインデー

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俺はいつものように出勤すると、 美優が少し落ち込んでた。 ユウタ「おはよう どうした?元気ないな」 ミユウ「おはよう… 私、達也と別れるかも…」 ユウタ「え!?」 もしそうなってくれたら俺はめっちゃ嬉しい。 けど今はそんな事考えるのはやめよう… ユウタ「何で?」 俺はさりげなく聞いてみた。 ミユウ「達也が信じられなくなった…」 美優は彼氏と上手くいってない事を話してくれた。 ミユウ「喧嘩はあれからしなくなったんだけどね。でも何か…やっぱり私の事重いらしくて…」 俺は美優の話しをたまに頷きながら聞いてた。 ミユウ「私、結構寂しがり屋なんだよね… 達也にずっと側に居て欲しいって思っちゃって… 独占しちゃうんだよね…それが達也は嫌みたいで…」 ユウタ「…そうか…」 俺もあんまり独占されるのは嫌だけど…相手に愛されてるって証拠で嬉しいけどな? ミユウ「…私の過去も達也は重いんだと思う…」 美優の過去? いったいどんな過去なんだろうか? 何か辛い話なのかな…? ミユウ「ごめんね。 話聞いてくれてありがとう」 ユウタ「大丈夫。 俺で良かったらいつでも話聞くから」 ミユウ「うん」 なぁ美優? 美優の過去って何? 何か辛くて哀しい過去なのか? 俺に話してくれないか? 俺は美優の事もっと知りたいんだ。 美優の全てを受け止めるから
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