高校2年生

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    落ち着いた頃に 私は     「えっ? どっちから告ったの?」   「淳君から♪」   「へぇ~…」   「何…?」     あまりノリ気のない私の態度に 亜樹は違和感を感じたらしい。     「何が?」   「…なんか… 紗弥、ダメそうな態度だから…」   「…いや ダメじゃないよ…」   「じゃあ何で 冷めてんの?」     元々、私は冷めている性格だ。 それは 亜樹が一番理解している。     「…いやぁ… だって、そうなったら 亜樹とあまり 遊べなくなるじゃん…」   「…紗弥…」     笑いを堪える亜樹。     「紗弥ったらヤキモチ妬いて 可愛い~ッ!」   「ちがっ! そんなんじゃ!…」     抱き着く亜樹に 真実を飲み込んだ。
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