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亜樹のお母さんは立ち上がり
結那の頭に手を置いた。
「日記を読んでみても
やっぱり……
私がもっと力になってあげれば
良かったて
後悔しかなかったわ……」
「…でも…
亜樹はお母さんに感謝してるて
言ってました…」
私は亜樹の言葉を
思い出していた。
『私…
反抗ばかりして
お母さん困らせてばかりいたのに
こんなにしてもらって
感謝してるんだ。
私もお母さんみたいに
なりたいな…』
今はもう叶わない
亜樹の言葉。
もし生きていたら
亜樹も
亜樹のお母さんも
結那も
一緒に買い物したり
していたかもしれない。
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