Machine257

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Robot3-少女- 野球を通して、二人はであったが、昔とくらべて違うとこが二つ。一つは、真希は野球ができるようになったこと。もう一つは…。 「カーブできたよ!敬太くんってホント教え方上手いねー」 そういいながら笑顔を見せる真希は、とても可愛かった。そして、いつしか敬太は、想いをよせるようにー…。 そしていま。やっぱり昔のままの関係だが、敬太は頑張り、努力している。ようするに「Nevergiveup」だ。読み方は「ネバーギブアップ」。意味は「諦めない」。そしてここにもう一人。Nevergiveup girlがいた。 「やっぱり見学しとかないと♪」 少女は、ショートカットにキリッとした顔。スタイルも抜群で、性格は……もし馬がその場にいたら、乗り出して暴れだす、言わば落ち着きのなさそうな感じ。あくまで外見だが。 「えっと…。どこから行こうかなぁ」 風がふきつける。今日の天気は快晴だが、風はものすごく強い。 ビューーーーーーーーッ 「あっ」 身につけていた帽子が飛ばされいたことに気付かない少女は、立ち止まる。彼女の目線にあるのは、一人の少年。他の女の子としゃべっているごく普通の少年。でも少女は、呟かずにはいられなかったのだ。 「教授…?」 似てる。本人だとしても、なんで、貴方がここに……! 「あの、帽子飛びましたよ。」 教授という人に似てる人が、少女に近づいてきてしゃべりかける。そして少年が、帽子を渡そうとしたら……。 「ちょっと来て下さい!」 そういって少女は、ずんずん少年を引っ張って歩きだした。
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