最高速の出会いの歌-real-

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   その日、俺は走ってく  男女を見た  なんだ、ただのリア充か  手に白い息をかけ  幸せでいいな、と手を擦る  ああ、そうか  もうすぐクリスマスなんだ  そりゃリア充も増えるよな… 「おい、待てよ!」 「いやだよっ!  待てと言われて  待つ訳ないでしょ?」 「ったく…、  これだから“ミク”は…」 「ほらほら早くー!」 「分かったって!」  俺は、思わず振り返った  輝くイルミネーションの街  淡く輝く世界に、強い光  強い光はやがて見えなくなる  俺は少し笑って、駅へ  歩みを進めた  あれはミクのふたつめの奇跡 オリジナル <人間になって君と恋をしたい>  ――…なんてな  
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