1人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
サークル世界。
それは、僕の知らない世界。
サークル世界に僕を知る者は居ない。
ただ、僕は彼等とは正反対のジャンル。
僕はバカにされるのを分かってて、サークルに入った。
サークルに入る時、名乗った名前が『碧(アオイ)』だった。
サークルに入って最初の頃は、なにもかもが嫌だった。
周りからよく聞かれたのは、なんで碧なの?だった。
僕は適当に思い付いた事で流していた。
本当はアオイと一緒に生きたかったから…
そんな事を知らぬ人達に言うこと等できやしない。
そして、僕が最初何もかも楽しくなかったのは、思った通り周りには笑われ、いいように足に使われ、しまいには金づるにもされてたからだ。
だけど、僕は涙ひとつ流す事なく、ひたすら和に入ろうと必死で日々堪え努力した。
最初のコメントを投稿しよう!