Another~強さ~

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サークル世界。 それは、僕の知らない世界。 サークル世界に僕を知る者は居ない。 ただ、僕は彼等とは正反対のジャンル。 僕はバカにされるのを分かってて、サークルに入った。 サークルに入る時、名乗った名前が『碧(アオイ)』だった。 サークルに入って最初の頃は、なにもかもが嫌だった。 周りからよく聞かれたのは、なんで碧なの?だった。 僕は適当に思い付いた事で流していた。 本当はアオイと一緒に生きたかったから… そんな事を知らぬ人達に言うこと等できやしない。 そして、僕が最初何もかも楽しくなかったのは、思った通り周りには笑われ、いいように足に使われ、しまいには金づるにもされてたからだ。 だけど、僕は涙ひとつ流す事なく、ひたすら和に入ろうと必死で日々堪え努力した。
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