第二話「土、日は私に尽くしなさい!」

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 時刻は9時前後。恭介は教室の真ん中で机に肘をつきながら考え事に老けていた。  何なんだここは、変人ばっかじゃねえか。 日向だっけか?アイツはあの後変な事抜かして去って行きやがった。  たしか…… 『保健室の先生はイケメンが好きなのです!私はイケメンを見たら連れて来いって言われただけですからー!』 ……とか言って、逃げ出しやがった。  んで、教室に戻ったんだが、そこにはソイツが居やがった。  自己紹介してる途中目が合ったが、ぷいってされたのはちょっとショックだったな。  そして次だ。俺のクラスには俺と日向を合わせて生徒は五人いる。  残る三人だが、まず一人目は外人だった。  そりゃいるよな、外人の一人や二人……執事だもんな。  でも、話し方が…… 『アハーハ!キョッスケ君コンチィワ!』  三発ぐれえ殴りたくなった。  おまけにイケメンときた。対抗心?ねえよ、俺は日本人にしか興味ねえ。
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