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時刻は9時前後。恭介は教室の真ん中で机に肘をつきながら考え事に老けていた。
何なんだここは、変人ばっかじゃねえか。
日向だっけか?アイツはあの後変な事抜かして去って行きやがった。
たしか……
『保健室の先生はイケメンが好きなのです!私はイケメンを見たら連れて来いって言われただけですからー!』
……とか言って、逃げ出しやがった。
んで、教室に戻ったんだが、そこにはソイツが居やがった。
自己紹介してる途中目が合ったが、ぷいってされたのはちょっとショックだったな。
そして次だ。俺のクラスには俺と日向を合わせて生徒は五人いる。
残る三人だが、まず一人目は外人だった。
そりゃいるよな、外人の一人や二人……執事だもんな。
でも、話し方が……
『アハーハ!キョッスケ君コンチィワ!』
三発ぐれえ殴りたくなった。
おまけにイケメンときた。対抗心?ねえよ、俺は日本人にしか興味ねえ。
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