お嬢様と俺

第三話「続・執事の学校」

ｗオマケｗ

『お泊り会』

　こんにちは。霧山真理です。

　今日はお友達の由紀ちゃんと愛子ちゃんとでお泊り会です。

　お兄ちゃんが、しつじ？を始めてから高級なマンションに引っ越したので二人を誘っちゃいました。

「あー、そういえば夕飯どうしよう」

「もー、由紀ったら。さっきお昼食べたばっかなのにもう夕飯の話？」

「愛子ちゃん、由紀ちゃんは食いしん坊さんだから仕方ないよ？」

「そうだよねー」

　思わず愛子ちゃんと笑い合います。

「いや、そういうんじゃなくて、お昼はコンビニだったからお金無くて」

　ショボーンと落ち込む由紀ちゃん。

「お夕飯ならお兄ちゃんが作ってくれるって言ってたよ？」

　二人が泊まりに来てもいい？って聞いた時にお兄ちゃんが、んなら夕飯とびきりのご馳走にしねえとな！って言ってました、えへへ。

「ほんと！？」

「うん、お兄ちゃんとびきりのご馳走作ってやるって言ってたよ」

「真理のお兄さんって何でも出来るんだね」

「うん！真理のお兄ちゃんだもん！」

「はぁ、うちの兄貴も真理ちゃんのお兄さんみたいだったらなぁ」

「同感」

「ただいまー」

「お帰り！」

　二人が落ち込んでいるとお兄ちゃんが帰って来ました。

「「お邪魔してます」」

「いらっしゃい。ゆっくりしてけよ？」

　二人と笑顔で話すお兄ちゃん。ちょっと嫉妬します、むー。

「今日はすき焼きだ、めちゃくちゃ、美味い肉買ってきたからお前ら沢山食えよ？」

「「「はーい！」」」

　とっても楽しいお泊り会でした。

　お兄ちゃんと寝れなかったのは残念だったけど……。