召喚

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二体を親元に返しても威嚇され追い出される可能性があり、ユウは少し悩んでから二体に言う。 「お前たちの体は以前とは違う、もしかしたら敵と見られるかも知れないが良いんだな?」 その言葉に死神は驚き二体はうなずく、どうやらリヴァイアサンはなり行きを見守るようだ。 そんな彼にユウは尋ねる。 「リヴァイアサン、お前はどうする?良ければ元いた場所に送るが」 「私はあんたたちと一緒にいるよ、いろいろ楽しそうだし、あんたを使う気に入ったからね」 そう言ってウインクして見せるリヴァイアサン、彼は紫のウロコの蛇に姿を変え、宙に浮いてユウの目の前に来て告げる。 「あんたの眼孔(眼球が入る穴)に棲んでも良いかい?それと名前をおくれよ」 「良いよ右目を頭蓋骨の中と繋げておこう、それと名前はシオンだ」 シオンは喜びながらユウの眼孔に入っていき、そこそこから顔を出して鎌首をもたげる。そのやり取りを聞いていた死神も名前をローグと名乗り、本題である二体の親元へと向かう。 その結果、二体とも親には受け入れられたが、他の仲間や群れの仲間に良く思われず、最悪命の危険があるからと、ユウに託されることになった。
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