第ニ章

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カイル:「アイク!!」 エイト:「どうしたんだ…?」 ガゴン ガン !!! 塀を跳び越えたバイクは下の一般道に着地した。 つよい反動の衝撃が体中に伝わる。 アイクは無我夢中でバイクを走らせた。 その時、 アイクの視線の先にいた、赤髪の男がニカッと不気味な笑みを浮かべ、口を開いた。 「その女をいたぶってやれ。」 その赤髪の男の声で二人の男が同時に女に向かって斬りかかった。 アイク:「くッ…!」 間に合え。 間に合ってくれ。 次の瞬間、 バァン!!! アイクはガンブレードの反動で高く舞い上がった。 そしてそのまま赤髪を筆頭とするバルバロスの連中の頭上のだいぶ上を跳び越えた。 そして、 女の目の前に着地と共に、片方の奴の細長い剣を足で地面に押さえつけた後、ガンブレードの銃を顎に突きつけ、もう一方のゴツい男の大剣をガンブレードの剣で防いだ。  
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