第三章

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--------------------------- 眩しい… カーテンの隙間から零れる様に入り込む光が、目にしみる。 その光で、目を覚ました。 アイクはふと時計に目を向けた。 昼過ぎ。 そんなに寝るつもりは無かった。 ガバッ アイク:「…!?」 ベッドから体を起こすと、隣には何故かセイナがもたれかかって眠っていた。 …なんで、こいつはここに居るんだ? セイナに目を向けた時、隣の物置の上に置いてあるサンドイッチがアイクの視界に映った。 そう言う事か。 セイナ:「…んっ… ンン~ん……スー…スー…」 アイク:「…。」 アイクはすぐそばにあった毛布を、静かにセイナの肩にかけた。 そしてベッドから立ち上がり、サンドイッチを軽くつまみ、部屋を出た。  
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