第三章

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螺旋状の地下通路を下ると、またしてもアイク達の目の前にゲートが現れた。 ゲートにはSTSのシンボルマークがかかれていて、かなりセキュリティーが厳しそうだ。 バイクをゲート前で止めると、いかなりゲートの周りが明るくなった。 「お待ちしておりました、アイク=バレン様、並びにエイト=ウェルバーナ様。中に入る前に、身元確認を行います。ゲート前の検査機器の前までおこし下さい。」 いきなり、音声が流れ始めた。 言われるがままに、アイク達はバイクをおりて検査機器の前まで行く。 「NLカードを確認します。スキャナーの前でカードを提示させて下さい。」 エイト:「またかよぉ。なんかずっと前より一段と厳しくなってねぇか?」 文句を垂らしながらも、カードを提示させる。 確認が終了すると、ピピッと音がなった。 「次に、本人の確認を行います。」 エイトの言う通り、前よりセキュリティーが厳しくなっているかもしれない。  
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