第三章

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ネイルの後をついて行くと、セキュリティーロックが施された機械扉の前でネイルは足を止めた。 ネイル:「こっからは俺の書斎だが、別にそこでも構わねぇよな…?」 カイル:「十分だ。」 カイルがそう答えると、ネイルは扉の横に行き、セキュリティーロックを解除した。 カシャン、とロックが解除された音が聞こえると、扉は上下半分に分かれる様に開いた。 丁度その時、エイトが後ろから走ってやって来た。 エイト:「ハァハァ…ったく、おいて行くなよ!まじ迷ったんだかんな!」 俺はちゃんと行くぞと声をかけたはずだが。 こいつは人の話を聞いてなかったのか。 エイトに呆れながらも、全員ネイルの書斎へと入って行った。 中は色々な部屋に分かれていて、研究室、応接室、作業室、など様々。 どの部屋も立派で、最高責任者と言う立場に見合った書斎だ。 この書斎を見る限りは流石、天才科学者かつ最高責任者といった所だ。  
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