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俺に断る余地は無しか。
アイク:「ポーカなら、俺じゃなくてもできるはずだ。」
カイル:「いぃや、俺達じゃ無理だ。
このポーカはお遊びじゃない。
究極の博打だ。
しくじれば3億は即、相手悪用資金行きだ。」
アイク:「なら、尚更無理だな。」
カイル:「いいかアイク、相手はあのオルスの手先だ。
それなりに頭のきれる刺客を送り込んでくるはずだ。
そうなれば3億なんてものも、いとも簡単に持ってかれる。
それだけはなんとしても防がねばならない。
そのためにはアイク、お前のその観察力と冷静さが必要だ。」
そんな無茶な、
なぜ俺がそんなことを…
エイト:「アイク、お前なら上手くいくって!」
カイル:「頼む、アイク。」
カイルは手を合わせて視線をじっとアイクに向ける。
ネイル:「いいじゃねぇか、アイク。
俺もこの仕事はお前が一番向いてると思うぜ。」
アイク:「……はぁ…、
わかった、やればいいんだろ…。」
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