第三章

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俺に断る余地は無しか。 アイク:「ポーカなら、俺じゃなくてもできるはずだ。」 カイル:「いぃや、俺達じゃ無理だ。 このポーカはお遊びじゃない。 究極の博打だ。 しくじれば3億は即、相手悪用資金行きだ。」 アイク:「なら、尚更無理だな。」 カイル:「いいかアイク、相手はあのオルスの手先だ。 それなりに頭のきれる刺客を送り込んでくるはずだ。 そうなれば3億なんてものも、いとも簡単に持ってかれる。 それだけはなんとしても防がねばならない。 そのためにはアイク、お前のその観察力と冷静さが必要だ。」 そんな無茶な、 なぜ俺がそんなことを… エイト:「アイク、お前なら上手くいくって!」 カイル:「頼む、アイク。」 カイルは手を合わせて視線をじっとアイクに向ける。 ネイル:「いいじゃねぇか、アイク。 俺もこの仕事はお前が一番向いてると思うぜ。」 アイク:「……はぁ…、 わかった、やればいいんだろ…。」  
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