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その後、明日の朝に出発する事が決まり話は終了した。
詳しい作戦はと言うと移動中に伝えるとの事。
こうなると、俺にポーカをやってくれと頼むために集められたようにも思える。
カイル:「じゃあ頼んだぞ、ネイル。」
最後帰り際でカイルはネイルに何かを任せるかのように言った。
ネイル:「あぁ、はぃはぃ…分かってるって。」
エイト:「おぃおぃ、なんだよカイル。さっきから何か隠してばっかりじゃん。」
カイル:「悪いなぁ、エイト。明日にはちゃんと全部話すよ。」
エイト:「ロクシスは知ってんの?」
ロクシス:「まぁな。」
エイト:「ズルッ!!」
結局、ポーカを頼まれただけでこの集まりは解散となってしまった。
この時には、まだ俺はなにも気付いてはいなかった。
神都アルカディオス
まだなにが起こり得るかわからない不安が積み重なる中、
すでにオルスの手は侵略していた事に。
この地に行く事が決まった時から、
いや…
それよりもっと前からだ。
俺達は最早オルスの手駒として操られていたんだ。
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