第三章

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その後、明日の朝に出発する事が決まり話は終了した。 詳しい作戦はと言うと移動中に伝えるとの事。 こうなると、俺にポーカをやってくれと頼むために集められたようにも思える。 カイル:「じゃあ頼んだぞ、ネイル。」 最後帰り際でカイルはネイルに何かを任せるかのように言った。 ネイル:「あぁ、はぃはぃ…分かってるって。」 エイト:「おぃおぃ、なんだよカイル。さっきから何か隠してばっかりじゃん。」 カイル:「悪いなぁ、エイト。明日にはちゃんと全部話すよ。」 エイト:「ロクシスは知ってんの?」 ロクシス:「まぁな。」 エイト:「ズルッ!!」 結局、ポーカを頼まれただけでこの集まりは解散となってしまった。 この時には、まだ俺はなにも気付いてはいなかった。 神都アルカディオス まだなにが起こり得るかわからない不安が積み重なる中、 すでにオルスの手は侵略していた事に。 この地に行く事が決まった時から、 いや… それよりもっと前からだ。 俺達は最早オルスの手駒として操られていたんだ。  
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