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ロクシスは大剣を盾にして両サイドからの攻撃を同時に防いだ。
三つの剣がぶつかり合い、火花か激しく飛び散る。
そうしている内にも、音は確実に近づいて来ていた。
ブォオオオ…!!
ロクシス:「もう一人いるのか…!!」
数本の高速道路がそれぞれ交差し合う地点にさしかかったその瞬間、
ブオンッ!!!
隣の高速道路から塀を飛び越えて、もう一人の男がロクシスの前方へバイクと共に姿を現した。
その男は着地すると、刀を抜き取り構えた。
ロクシス:「両サイドから挟み込んだのはこのためか…!!」
そして身動きを封じ込められたロクシスめがけて一気に斬りかかった。
ロクシス:「避けきれない…!!」
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