25人が本棚に入れています
本棚に追加
アイクはロクシスにそう言うと、バイクを加速させ押し返した男の後ろからガンブレードで斬りかかった。
それに気付いた男は即座にバイクの体勢をたて直し、刀でアイクの攻撃を防いだ。
ガギン!!!
ぶつかり合う武器から生まれる衝撃が、互いの骨の芯を駆け巡る。
「その眼光といい、滲み出る威圧感といい、たいしたもんだ。さすがダークフェニックスと呼ばれるだけはあるな。」
アイク:「俺に何か用でもあるのか…?」
鍔迫り合いの中、男はアイクに冷静な表情で話しかけてきた。
「貴様の力、それを確かめさせてもらうだけだ。」
男はそう言い放つと刀でアイクを押し返した。
そして開いた間合いを一気に縮めると、男は刀を裏手に持ち構えた。
「いくぞ!」
最初のコメントを投稿しよう!