第ニ章

53/63
前へ
/168ページ
次へ
弾が見事に命中すると同時に、大爆発が起こった。 爆風が後ろからアイクを飲み込むように襲いかかる。 周りの古びた標識や看板は紙キレを吹き飛ばすかの様に、無様に吹き飛ばされた。 アイクはその爆風を利用して一気に加速した。 少しすると、すぐにロクシスの姿が見えた。 ロクシスはアイクのバイクの音に気付いたのか、後ろを振り返った。 ロクシス:「アイク!大丈夫か!」 もういつか前に先程戦っていた奴等はもう片付けたみたいだ。 アイク:「あぁ…それより他の奴等はどうした?」 ロクシス:「カイルの所にいるはずだと思う。」 アイク:「カイルは今何処だ?」 ロクシス:「だいぶ先だ。いつの間にか離れちまった。」 アイク:「なら急ぐぞ…。」  
/168ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加