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「断るんだろ?」
「そ、そうなんだけど、さ…」
リボーンは全て知っていた
というか見ていた
「なんだ、受けるのか」
「断るって!だけど…」
俯いたまま不安そうに言った
リボーンは何がを悟ったように帽子を深く被り、呆れたような口ぶりで
「断ったって山本はお前を嫌いになんてなんねーぞ」
リボーンの言葉に少し楽になったのか
「うん…そうだよな!」
なんて言った
(わかりやすい上に単純過ぎる……)
―――――
翌日
いつものように登校した
今日は早く学校に着きそうだと思っていると、校門に立っている人を見つけた
「山、本…?」
「おはよ、ツナ」
この時、周りには沢山の生徒
そんな中、山本はいつの間にか俺を自分の胸に引き寄せて
俺は山本に力強く抱きしめられていた
その時、見えなかった
知らなかった
山本の後ろに雲雀さんがいたことを
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