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みんな解散して、外に出たときには外はもぅすっかりまっくらだった。
「タク、俺由佳ちゃんを家に送ってから帰るから先に行ってて」
「はいはぃ。」
「由佳ちゃん、家までおくるょ!!」
「ありがと」
その由佳ちゃんの言葉に一人で喜ぶ自分がいた。
月明かりや外灯で明るい街中
夜はカップルも多く
にぎやかだ。
俺はただ由佳ちゃんと歩いているだけで幸せだった。
「あっ!啓太、この辺でいぃよ。家すぐそこだし」
「おぅ!そうか。気をつけてな!!今日はたのしかったょ。」
「あたしもめっちゃたのしかったぁ!んじゃまた明日ねぇ」
「おぅ。んじゃな」
夜風は冷たくて肌寒い中一人歩いて家に帰った。
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