短編小説(アキラ編)

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そしてアキラが死んで、数ヶ月後のある日……… いつもアキラ達みんなでたまっていた体育館裏は今では…… 足尾ただ1人がいるだけになった。 『はぁ…やっぱ煙草はいいねぇ…』 秋風が肌にあたりすこし冷たい。 『アキラ…まだ高二だったのに……。アキラが死んで…みんなバラバラになっちゃった…。』 足尾は寂しそうに煙草を吸っている…。 『鷹山一派解散して…今までアキラについてきた小野田達も何か新しい一派とか作って鈴蘭統一目指してるってさ。』 ……… “ 君は俺と一緒に鈴蘭入学した…。 …鈴蘭入学… 一年戦争優勝… …鈴蘭一年統一… …多摩池先輩やリュウガ先輩を倒す… そして… 二年の夏… …この世からいなくなった… でも君は伝説になって今も語り継がれてるよ… 風のように早く…たった一年で鈴蘭最大派閥の1つに名乗り上げた… そして風のように消えた。 君の伝説は今後も語り継がれれば…俺も嬉しいよ…。 それじゃ… また…俺が天国逝ったら語ろうな… 鷹山 彰 END
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