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振り返るとチャラい感じの男。
「知り合い同士で一緒に転入して来たの―?めっずらしぃ―!」
何故か俺に目線合わせて喋ってきた。
「や…。だよな…。」
俺に言われたって田崎の考えだから分からねぇよ。
チャラ男が顔近づけてたのが気に入らないのか田崎が後頭部から手を回して後ろに引いて来た。
「わっ!」
あっぶね…!
ぐいっと田崎に抱きこまれて
「成宮に近づくな。」
チャラ男を一喝。
学校がそゆ学校だからってオープン過ぎるだろ…。
「はっ…!彼氏こっわいね!すんげぇ妬きもちやきさ~ん♪」
は?
「彼氏じゃねぇよ!」
「え―?付き合って無いの?」
「無い!」
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