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俺は今流星に連れられ流星が落ちてきたあの公園へ来ていた。
「マスター。私はマスターに共に戦ってもらう契約をしてもらいました。
なので、今から“ジョイント”してもらいます。」
「なんだそれ?」
すると流星が近づいてきて俺に手を突き出した。
「私の手の平に重ねて下さい。」
「こ、こうか・・・?」
流星と手の平を重ねた瞬間、意識が流星に吸い込まれていくような感覚に襲われた。
「マスター、目を開けてください。」
「ん?あれ?俺がいる・・・
ん!?俺がいる!?」
「はい。今マスターは私の身体に魂を取り込まれています。だからマスターの身体はもぬけのからの状態です。」
「納得できるか!!・・・
てか、この俺の死体には戻れるんだろうな・・・
まさか・・・」
「それは大丈夫です。マスターや私が身体を使って手の平を再び重ねたら戻れます。」
それを聞いた俺は安心してホッとした。二度と自分の身体に戻れなかったらどうなっていたことやら・・・
「で、その戦いはここまでやってるのにただの殴り合いじゃないだろうな・・・」
「いえ、私達はそれぞれの武器を持っています。そしてマスターか戦闘人形の得意の武器を使用するのですが・・・」
「ですが・・・?」
「それが・・・
実はこの公園に落ちた時の衝撃で大切なデータが所々欠落してるみたいで全く方法が思い出せないんです・・・」
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