私、転入します!

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「おい、陽兵。血縁者か?」 法子先生がこんなことを言ったもんだからクラスみんなが俺を見た。 特に男子は殺気を出して・・・ 「・・・し、知らないッス。」 「何を言っているの?陽兵さんは親戚でしょ?ね、陽兵さん?」 ナイスアシスト、流星! 「・・・コクッ」 俺は頭を小さく縦に振るとみんなが納得し、流星の方へ目線が戻るとホッとした。 「んじゃ、流星とみんな仲良くな。以上!」 法子先生はそういって職員室に戻っていった。余談だが、法子先生は最近モ〇ハンにハマっているらしくホームルームや授業を終えたらすぐに職員室でモ〇ハンをやっているとか・・・ 「じゃなくて、何でここに・・・」 「マスターが朝慌てて行くから言いそびれてしまったんです。」 「まぁいい。しかしどうやって入れたんだ?ここのテスト難しいはず・・・」 「私、戦闘人形ですから。」 「妙に納得。でも苗字ぐらいは変えろよ。」 「もし、マスターと違う苗字でこうやって話していたら変に思われるじゃあないですか・・・」 「流星って意外に賢いんだな。少し見直したよ。」 「・・・そんなに私が今まで馬鹿なように見えていたのですか?」 こんな話をしているとクラスメイトたちが流星の周りに集まってきた。
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