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「ねぇねぇ、どこからきたの?」
「えっと、ロンドンからです。」
「彼氏とかいるの?」
「いえ、いません。」
「君、顔めちゃくちゃタイプなんだけど!」
「ありがとうございます。」
「コイツを見てくれ。コイツをどうおもう?」
「・・・凄く大きいと思います。」
流星はあらゆる質問を難無く返していた。最後の質問は何がおおきかったんだ・・・?
皆には流星になかなか好印象だったようだ。
授業中もしっかりと答えたりして先生達や生徒の流星の評判は一日で学校全体に広まり、学校一のアイドル的存在へと変わっていった。
そして放課後。流星には先に帰ってもらい、部活を早めに抜け出し家に急いで帰った。
ガチャ
「マスターおかえりなさい!今ご飯を作っているので少し待っていてください。すぐにできるので。」
「あ、あぁ・・・(まるで奥さんだな・・・)」
そして10分ぐらいしてから流星がかなりの量のご飯があった。
「これ全部流星一人で作ったのか?」
「はい!迷惑でしたか?」
流星はこう言うとまた目には涙が溜まってきたので急いで否定した。
そして流星の料理に箸を伸ばし、口にいれた。
「・・・どうでしょうか?美味しいですか?」
「・・・・・・うんめぇ!!??
なんだこれ?こんなの食べたことねーよ!」
流星はニコニコしながら俺の顔見ていた。先程から見ていたがどうやら流星は食べ物を口にできないようだ。
「マスター、このあとよろしいでしょうか?」
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