何か来たイケメン

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ジリリリリ…… ガチャン! 無駄に鳴る目覚まし時計をとめ、イケメンこと剛が目を覚ます。 「あ~寝坊だ!着替えなきゃ」 着替えた。 「お兄ちゃん!朝だよ、おはよう!」 ブラコンツインテールで中3の妹が飛び付いてきた。 「おはよう、早く学校行こうか」 ニカッ! 「きゃっ/////(笑顔反則かっこいい!絶対私がお兄ちゃんと結婚する!)もう、早く行こ!」 玄関を出ると、小学校からの幼なじみ登場。 はい、ツンデレ。 「待ってたの?」 「ちっ違うわよ!たまたま出る時間が合っただけよ!」 「じゃあ行こうか」 学校までの道のりを、妹と幼なじみが睨み合って両手に各自抱きつく。 剛は鈍感。 途中、妹と別れる。 あ、幼なじみは美人。 登校中、女男にキャアキャア言われる。 幼なじみは照れる。 剛は鈍感。 たいして急ぐこともなく、校門をくぐる。
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