Recollection─記憶─

2/4
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
それは、 決して誰にも邪魔されない 「生活」という名の塊だった。 僕達は、 ある街の図書館で出会った。 僕は、彼女を初めて見た時から気になっていた。 幾度か、図書館に行くと 彼女はどこかに、必ず居た。 そのたびに、 僕と彼女は目線が合った。 きっと、あの頃の彼女も 僕が気になっていたのだろう。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!