無題

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《文字盤の兎》 深夜に響く低い音 全てのモノを蘇生させ くるくる回る時計から 魅了の兎が飛び出した 深夜に響く深い音 全ての魂、閉じ込めて 整然と並ぶ文字盤の 数字達が踊り出す 深いアナタのその傷は きっと一生、消えないです なのでワタシがその傷を アナタのそばで守るのです 深いアナタのその闇は きっと一生、消えないです なのでワタシがその闇を 2人の記憶で、埋めるのです
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