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後ろから呼んだのは、隣のクラスの女子だった。
「夏樹君またテスト一位だったよね♪
私二組の吉永って言うんだけど良かったら付き合ってくれないかな?」
いきなりのこの発言に俺は、混乱した。
いや俺だけじゃなくて、クラスで聞いてた奴も騒ぎ出した。
そこでクラスの人気物の直樹の登場だ…。
「おぉ!夏樹やったなぁ♪
夏樹にも彼女が出来たのかぁー♪」
おもっいきり大きな声で、言ったおかげで廊下に居た奴も教室に入って来た。
「吉永さん!!夏樹、良い奴だよ!
俺に勉強とか教えてくれるし♪」
吉永の顔が赤くなってることに気付いた。
「でも残念だなぁ~
夏樹は俺の恋人なんだぁ~♪
なぁ?な・つ・き♪」
「マジでお前キモいっ!!」
クラスの奴がこっちを見て笑ってる。
俺は、早くこの空気を止めようと吉永に答えようとした。
でも、遅かったなぁ…。
直樹の馬鹿やろー!!(怒)
「しょうがないな…
夏樹in吉永さん!!
新たなカップルの誕生だぁ!!」
「な!?何言って」
「夏樹!!照れなくて良いよ♪」
「夏樹君!!
ありがとー!
私も大好きだよ!
じゃぁお昼休みにまた来るね!」
吉永は、教室から出て行った。
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