ぅん…自分でも分かってる…

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「直樹ー!! 何言ってんだよー! 俺、付き合う気無いのに!!」 「夏樹!?バカヤロー!! お前モテるんだから彼女の1人や、2人…」 「そんな気ネェよ!(怒)」 「まぁ良いじゃん♪ 飽き足ら振れば良いんだし♪」 「そんな男、お前しか居ないって…」 [~♪♪♪] 「あ!チャイムなっちった♪ はい!プレゼント♪ サンキューなぁ♪」 そう言って、宿題のプリントを手渡した。 先生が教室に入って来て、クラスの連中は席についた。 (昼休みになったら、気まずいだろうな… いっその事、本当の事言った方が良いかなぁ…) ボソボソと話声が聞こえる。 「なぁー中本がさぁー 隣のクラスの吉永と付き合ったって知ってる?」 「えぇ!?まじかよ!? 吉永ってスッゲー可愛い奴だろー 俺、狙ってたんだけどなぁー」 「いや!? お前には、絶対無理だろっ!! 相手があの中本だぜ?」 「ぁー… くしょぉー羨ましいなぁ…中本は…」 何か聞いててムカついた。 (俺だって付き合いたくて、付き合ってんじゃネェんだよ!!(怒)大体コレも直樹があんな事言うから…)
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