ぅん…自分でも分かってる…

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直樹の方向を見た。 (ん?あれ? あいつ何してんだ?) 直樹は、机の中に手を突っ込んで何かしている。 (んン!?あぁ!!) ムカついて居たからか解らないけど、気が付いたら手を挙げて言っていた。 「はーい 先生、中松君がケータイいじってまーす!」 「な…なぜに解ったんだ!? うわーん夏樹の裏切り者っ!!」 「裏切り者って… 先生僕は中松君とこんな事、企んでませーん」 「あぁ!? 何言ってんの!? 俺達ラブメの真っ最中だったんだぞぉ♪」 「お前こそ何言ってんだよっ!! 俺はケータイ何て持ってないつーの!!」 「嘘つけーぇ!! ケータイ没収されたくないからって嘘付いたら駄目なんだぞぉ!!」 「嘘なんてついてねーって!! 先生ー早く中松君からケータイ没収してくださーい!!」 「えぇ!? やだやだ!! 俺、授業中にも夏樹と愛を語りたいんだよっ!!」 「だからお前キモいって!! 愛ってなんだよ!!(怒)」 「大好きだよぉ!! な・つ・き♪」 「だぁからぁーお前キモ…」 「お前ら授業中に愛語ってんなら内申書下げるぞー」 もう最悪だよ… なぜに俺まで… 直樹ぃ!!(((怒)))
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