1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
今日もバイトかぁ~。
そう思いながら布団から、ようやく出て、歯磨きをしに洗面所に向かった。
「はぁ~。」
鏡を見ながら思わずため息を漏らした。
俺、こと星川 魔斗は一人暮らしの何処にでも居そうな大学生だ。
鏡の中の自分をまじまじ見ているとまた、ため息が出そうだ。
背は平均より高いし、顔も普通・・・だと思う。
なのに・・・彼女がいないのだ。大学生と言えば、遊び盛りだというのに・・・。
「はぁ~。」
もう1つため息をついて、バイト先に向かった。
ちなみに、バイトはゲーセンの店員をやっている。周りの時給より高いし、何より楽なのでバイトには満足しているのだ。
それに、徒歩で十分だから移動も楽である。
今日も1日平凡に終わりそうだ。バイトをしながらそう思っていた。
まさか世界が大きく変わろうとしているとは知らずに・・・。
最初のコメントを投稿しよう!