プロローグ

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今日もバイトかぁ~。 そう思いながら布団から、ようやく出て、歯磨きをしに洗面所に向かった。 「はぁ~。」 鏡を見ながら思わずため息を漏らした。 俺、こと星川 魔斗は一人暮らしの何処にでも居そうな大学生だ。 鏡の中の自分をまじまじ見ているとまた、ため息が出そうだ。 背は平均より高いし、顔も普通・・・だと思う。 なのに・・・彼女がいないのだ。大学生と言えば、遊び盛りだというのに・・・。 「はぁ~。」 もう1つため息をついて、バイト先に向かった。 ちなみに、バイトはゲーセンの店員をやっている。周りの時給より高いし、何より楽なのでバイトには満足しているのだ。 それに、徒歩で十分だから移動も楽である。 今日も1日平凡に終わりそうだ。バイトをしながらそう思っていた。 まさか世界が大きく変わろうとしているとは知らずに・・・。
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