プロローグ~雨上がりの午後と虹~

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「は、蓮水さん?」 「何ですか友弥くん?」 「………落ち着いて」 「こ、これが落ち着いていられますか」 「………」 しょうがない………。本当の事を話すか?正直に話せば許してくれるさ。蓮水さんだって意地悪じゃないはずさ 「あ、あの~蓮水さん?………ごめん……」 「……えっ!?」 僕が急に謝罪をしたのか蓮水さんは驚いている。 驚く事なのかと疑問に思ったが先ずは本当の事を話さないとな。 「実はな………」 僕は蓮水さんに淡々と正直に話し始めた。さっきの謝罪が良かったのか蓮水さんからはどす黒いオーラが消えていた。
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