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ズパン‼
何かが切れる音がした…
グギャアアァァァァア⁉
?「ふぅ、危ない危ない…」
進「あ、あんたは…誰だ…?」
いきなり現れたその男はドラゴンの太い尻尾を右手に持つ身の丈ほどある大剣で斬り落としたのだ
?「まあまあ、それは後だ❗」
グルアアアァァァァア‼
ドラゴンは尻尾を斬られた為か今までにないくらいの咆哮をあげ睨み付けてきた
?「あぁ~、やっぱ怒るか…」
進「いやいや❗あんなことされて怒らないのはまず無いと思うよ⁉」
などと男にツッコミをいれた次の瞬間…
?「煩いドラゴン❗そしてとてつもなく邪魔‼」
ズパン‼
女の声とまた何かが切れる音がした
そして…
ドラゴンが真っ二つに斬られ、地に倒れた
進「なっ⁉」
?「流石だな❗真弥<マヤ>❗」
真「其れより『あの子』は無事なの⁉迅<ジン>‼」
迅「傷どころか埃もついていないさ❗」
進(いや、埃はついたと思うよ……あ、砂ぼこりが服に)
真「なら良いわ。傷の一つでもついてたらあんたの首をコレで狩り取ってるとこよ…」
女もとい真弥の手にはこれまた身の丈ほどある大鎌が握られていた
迅「おっそろしい事をサラッと言うな‼サラッと‼」
冷や汗を尋常じゃないほど流しながら男もとい迅は言った
真弥「でもまあ、私達の『息子』が無事で良かったわぁ~。」
進「はいっ⁉」
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