少女の歌

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私の名前はジョニー、小さな船を持った船長さ。 これから話す話は私が船で渡った大陸に確かに存在したある小さな村の話だ。 そう、あれは仕事でやってきた時の事・・。 その日、王に頼まれた物を国に持っていくために、その頼まれた物がある村へ向かい、馬車に乗り込んだ。 道はのどかな平原で外を覗くと立派な城があった。 城はカント城と言う。 そして馬車の中でふと旅人らしき2人がある噂話を語りだした。  「なあ、この先の村の噂しっているか?」  「え? 何だ? 詳しく教えてくれよ。」  「実はな、その村ではある一定の期間に村の女の子が洞窟に一人で入って行くんだそうだ。」  「なんだそりゃ?」  「でも、その女の子はちゃんと無事に戻ってくるんだってよ。」  「ふ~ん。 一体なんだろうな。 気味が悪いぞ。」 そんな話を横から聞いているうちに村に着いた。
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