朱の型式番号

2

　此処にいる私達の多くは客ではない。プレミアムアバターを買わず宣伝を覗くだけで済ませれば、金を一銭も払わないのだから、少なくとも客ではない。
「あら～～～！　たぁさん、お久しぶり！　ここんとこ御無沙汰だったじゃなぁ～～～い！」などとという歓待がある筈もない。

　いろいろ考えを巡らせながら、自分の場（ページ）でとりあえず書いてみることにしようと思う。

　何のことはない。ふと書いた文章が、運が良ければ公開される、というだけの話だ。
　「便りのないのが良い便り」ともいうが、照れ隠しにもちょうどよいのではないかと思うのである。

　といった動機から生まれているその性質上、寝言や戯言が多くなるかも知れない。
　が、日記や随想にするつもりもないというのが、今のところの気持ちである。
　ある程度でも章が貯まれば、この文章も削除したい（そこまで続けばいいのだが……）。

　まあ、運良く公開にこぎつけられた時には、お目汚しにでも楽しんで頂ければと思います。