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著者は、古川奈都子さん。
自身が[精神分裂症]という病気を抱えている方です。
[精神分裂症]とは、心・言葉・行動など、精神的部分が乱れる障害だそうです。
つまり、理性と感情がバラバラになってしまい、体が勝手に動いたり、言うことを聞かなくなってしまうってことのようです。
たぶん誰でもそうだと思うけど、この方も病気になる前は、色々と偏見を抱えていたみたい。
だけど自分自身が病気になったことで、『病気は特別なことじゃなく、個人の人格。自己主張できないままで大人になった姿』であると書かれています。
そして病者は、『頑張っているのに、より頑張ろうと』してできず、『私はできない』と自分を追い詰めているそうです。
これは、[精神分裂症]に限らず、全ての心が疲れてる人に共通することだと思う。
『健康とは、自分で選択して持っているものではなく、恵み』だそうで、『生きている以上、問題は絶え間なく起こる』ものだということです。
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