そつぎょう

雄二

俺は今一人教室にいる桜姫を見ている｡
こうやってあいつの背中を見るのが好きだったんだよ｡
でももう見れなくなってしまうのかと思うと少し寂しい｡
俺は花子も好きだけど
桜姫も好きなんだ｡
最低な奴なんだよ?俺｡
最後に意地悪してやろ
「ビビった?!笑」
俺はあいつの背中を叩いてやった｡
相変わらずおもろい反応
やっぱ大好き｡
俺たちはぶちゃバナをした｡
両思いだったんだな｡
もっと早くきずきたかったよ｡
「お前はもう俺の事好きじゃないだろうけど…」
“俺はまだ好きだよ”
それが言えたらどれだけ楽なんだろう｡

「写真とろう!」