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えがおなみだ
私笑ってるかな?
笑顔引きつってないかな?
｢よし!良い笑顔!じゃあ俺,花子んとこ行くから帰るね…
お前も幸せになれよ!じゃあな!｣
“幸せになれ”
なれるのかな?
あなた以外の人を好きになれるのかな??
あなた無しで幸せになれるのかな?
｢じゃあな!｣
そして雄二は立ち上がって教室の扉に向かってあるきだした｡
私は背中を向た雄二に
こう言った
「バイバイ!!!今までありがとうね!」
雄二も
｢じゃあね!ありがとな｣
と大きく手を振ってくれた｡そんな笑顔を見ると
悲しくなってきた
私は寂しくなった教室で思った
これだけじゃだめだと.
私は走って廊下まででて
大きく手を振った
｢雄二ー!!!大好きでした!｣
そう言うと雄二は振り返って
「桜姫ー!!!おれも!」
とあのいつもの意地悪な笑顔で言った
そんな顔しないでよ…
私は雄二が見えなくなるまで手を振りながら小さくつぶやいた｡
“ありがとう”
雄二が見えなくなると堪えていた涙が込み上げてきた｡
｢なんで泣くんだよ…｣
雄二の事で泣くのは,とっても悔しかった｡
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