桜姫

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桜姫

そしてとうとう遠足当日…私は朝早く起きて髪をお団子にセットした。 前に雄二がさりげなくこの髪型を褒めてくれたんだ… あんときは心臓がはち切れそうだったんだよ また褒めてくれるかな? なんてね! そして私は集合場所の駅へと向った。 着くと,美樹が彼氏と イチャついてた。 美樹にはだいぶ前から 超ラブラブな彼氏がいて, 今月で一周年だという☆ 朝からラブラブだな~… 見てらんないゎ… と思ってると 「痛"!」 誰かに後ろから背中を叩かれた。 振り返ると後ろには 悪魔のような満面の笑みの雄二が立っていた。 「もー朝から痛いなあ!」 「アハハ!ごめんごめん!てか今日の髪型可愛いじゃん!てか峻達朝からラブラブだな!」 峻とは美樹の彼氏の名前だ。てか今可愛いって言った?! 「…っ!ありがとう!そりゃカップルだしねえ☆」 「あっそう言えばあの2人遠足は2人で回るとか言ってたけど…」 「は?!聞いてない!」 と話してると美樹が走ってきた。 「言うの忘れてたけど,私今日峻と回るからあんたら2人だから!よろしくねえ」 ってちょいまてや。
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