君の街へ

14/34
前へ
/629ページ
次へ
ぎこちなく席に座りお茶を飲む。 「あの…私まだ信じられなくて…実感も湧かないんです…」 思わず私はアユリにそんな事を言ってしまった。 アユリは唇を噛み締めた。 「私もね、まだ信じられないんです。東京に夢を追いかけて行ったリンが帰ってくる様な気がして…でも帰って来ないんですよね…リエさんはリンとは長い付き合いなんですか?」 私はAVの撮影で知り合ったとナゼだか言えなかった。
/629ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50132人が本棚に入れています
本棚に追加