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お墓に置いてあったリンのストラップと私のストラップがお揃いだという事に気付いたアユリがボソッと呟いた。
「…仲良かったんだね。東京で友達が、なかなか出来ないって良く言ってたけど一人だけ大切な友達が出来たって最後に電話をした時に言ってたんだ。
その友達がリエさん…あなただったんだね。」
アユリの言葉を聞き、私はその場で泣き崩れた。
「私…仲良いって思ってた、でも…リンの名字も出身も知らなかったんだよ…なのに私…」
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