君の街へ

23/34
50131人が本棚に入れています
本棚に追加
/629ページ
アユリは慣れた感じでチャイムを鳴らす。 すると小柄で美人なリンに似た女性が出て来た。 「あら、アユリちゃんにお友達ね。どうぞ、上がってちょうだい!」 そして私はリンが東京に出て来るまで育った家にあがった。 「リンのお姉さん?」 私が小声でアユリに尋ねる。 すると私の声が聞こえた様だ… 「お姉さんだなんて!嬉しい事言ってくれるわね!リンの母親よ。」
/629ページ

最初のコメントを投稿しよう!