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のどかな
町並み、
さえずる小鳥
眩しい程に照らす太陽
静かな草原に
２人の人影が……
クライシス
「Crystal！まだまだだな！」
クリスタル
「何を！兄貴！！」
木刀を振り回し
稽古をしている２人
皆は、
これが国王や国の幹部という事を知ると
驚くであろう…
クライシス
「月影国では
楽しくやってんのか？」
木刀を横振りすると
クライシスの木刀は
空を切る
「！？」
足元に影が出来
だんだん大きくなる
クリスタル
「ああ！おかげさまでな！！
兄貴！！！」
一気に木刀を振り下ろす
クライシス
「何だぁ？お前、月影国に行ったら
途端に腕が落ちたな
あの『お姫様』とイチャイチャしてんのか？」
木刀を横にして
斬撃を受けている
クリスタル
「馬鹿！そ…そんな事//////」
クリスタルの顔は
みるみる赤くなり
隙が出来る
クライシス
「はい！隙あり」
軽く、木刀をクリスタルの額に乗せる
クリスタル
「あぁ！！！汚い！！汚いぞ！兄貴！！」
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