6万石の大名

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嘉一郎は、作戦を池田様に話し、前田家の行動も話をした。 池田「…。 本当に、こんな事が出来るのか?」 と聞く。 嘉一郎「私は、出来ると思っておりますし、 やらなければ成らないと!」 と力強く答えた。 池田「そうか、今すぐに返事は出来ぬが、考えておこう!」 と笑顔で言った。 嘉一郎「有難うございます。 是非とも内密にお願いします。」 と言い頭を下げた。 池田「木村殿、旅で疲れて居るだろう?」 「今日は、我が城で休んで、ゆっくりしていってくれ!」 と言うと、手を叩き、家臣を呼び、部屋に案内するように言った。
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