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4月15日。
京の都には織田の軍勢で溢れかえっていた。
嘉一郎達は、前日の14日に殿(利家)が京に着いたのを知り、二条城で待ち、合流していた。
今日は、二条城で将軍と信長様の会談が行われている。
朝倉討伐の、大義名分を貰う為の会談だ。
その脅しの為に、二条城の周りには織田の軍勢に囲まれている。
その軍勢の中に、嘉一郎達はいる。
(これじゃあ、将軍も一たまりも無いよな)
などと、嘉一郎が思っていると、殿(利家)が嘉一郎を呼ぶ。
利家「嘉一郎。」
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