第一夜

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夜になる度 零れ落ちて逝く。 歪んだ月の雫が 僕を孤独の谷へと 突き落とす。 独りが好きなんだと そう呟いてみても 冷め切った心臓は 動きを止めたまま… 暗い部屋の中で 鳴りっぱなしの 音の洪水が ただ流れ続ける。 2009/02/18 0:06
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