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「ふぅ~楽しかったぁ~♪」
優希はスキップしながら下校していた。
「あの練習で楽しかったとか言えるのあんたくらいよ…」
那都が後ろから着いてきていたがものすごく疲れているようで足がおぼつかない様子である。
あのあと朝練は軽い運動程度で済んだのだが…授業も終わり放課後の部活の時間は悲惨となった。
そう…優希が"鬼"と化したのである。
片っ端から部員に試合を申し込み…というか強制的にさせた。
まぁもちろん部員達は勝てるわけもなく…
部活終了時間まで優希と剣を交えたのだった。
そしてそれは那都も例外ではなく疲れている自分の隣で、あれだけ試合をしたのに疲労のひの字さえ見せない優希を化け物ではないかと思っていたところである。
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