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子供はとてとてとかわいい足取りで歩いているのだが近くに親の姿はみあたらなかった。
「かわいいなぁ…親を待ってるのかな?」
優希は気になったので声をかけることにした。
だがその子供に近寄った時、車が歩道へとつっこんできた。
そしてそのまままっすぐ子供のほうへと猛スピードで走る。
子供は後ろを向いていて気付く様子がなかった。
「――
危ないっ!!!!!!―」
――――キキーッ!!!!!!!!
優希は子供を庇い、その車に轢かれた。
目の前を覆いつくしたのは赤…
――夢と一緒だ…――
夢と違ったのは
体の痛みと
全身が赤に染まっていたことだった…
、
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